「山形市が誇るガストロノミー」
フランスには、有名な「ミシュランガイド」と並ぶレストランガイドとして「ゴ・エ・ミヨ」があります。
日本全国を網羅した「ゴ・エ・ミヨ全国版」が刊行されたのが2023年。東北もその対象となりましたが、山形県の掲載店舗数は7店舗と東北で最多であり、うち4店舗(「クレド、レストランパ・マル、イル・コテキーノ、プルピエ)が山形市内のお店になります。つい先日発行された2024年版においても、山形県は8店舗掲載で東北トップとなりました。
そうしたお店では、美食を求めて全国・世界を巡る、Foodie(フーディー)と呼ばれる人々が続々訪れ、そうした方々のSNSでの発信を見た方がまた来店するという新しい流れができています。
近年日本でも急速に広まった概念に「ガストロノミー」というものがあります。これは、日本語では「美食学」とも訳され、各国や地域で提供される「食」を農業・自然・気候・歴史・文化・芸術などさまざまな観点から幅広く捉え、総合的に学び、楽しんでいこうとするものです。
山形の気候風土で生まれた食材を最大限に生かした食を展開するお店が世界から認められたのは大変うれしいことです。山形市のガストロノミーの展開に今後もご注目ください。
ぜひ、ユネスコ創造都市やまがたのYouTubeチャンネルにて「第40回クリエイティブカフェ山形と世界をつなぐガストロノミー」をご覧ください。
山形市長 佐藤孝弘
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